健康増進ニュースレター 2020年8月号
「寝苦しさや夏バテは胸の緊張から」8月の整体
こんにちは。気心均整院の立石です。
本来なら
海や山、お祭りに花火大会、冷えた生ビールやカキ氷・・・楽しいことがいっぱいです♪
という感じなのですが、今年は「新型コロナ」のお陰でそのような楽しみが半減しています。

ですが、遅い梅雨明けの後の「猛暑」はやはりいつもの夏どおりです。夏バテに苦しむ人も少なくありません。
その原因として冷房が挙げられます。
冷房による冷えすぎが原因で、極端な温度差から汗が内攻しやすくなります。
冷えた風をなるべく首・肩・背中に当てないように注意してください。

外出時は衣類の調節・工夫が必要となります。
帽子や日傘、サングラスなどは紫外線対策としても効果的ですので、外出の際はぜひご用意ください。

冷房の強めの所に入る時は、汗をよく拭きとってから入るようにしてください。

もし、身体を冷やしてしまった場合、足湯をするとよいでしょう。

後頭部の温湿布も効果的です。

また熱めのお風呂にサッと入って汗を出し切るのもよいです。

冷房は身体に負担をかけますが、子供やお年寄りの方など呼吸器の弱い方には必要な場合もあります。
暑さの厳しいときは、調節に気を配りながら冷房を使ってあげてください。
暑気当たり、陽に当たり過ぎた時は、頭頂部の手前の前頭部”ひよめき”を冷水で絞った手拭いで冷やすとよいでしょう。

心臓や腎臓が弱い方は、この時季は特に足がほてってなかなか寝付けないことがあります。
そういう方も、この”ひよめき”を冷やすとよいです。全身が涼しくなってぐっすりと眠れます。
日焼けやあせもなどの皮膚のケアとして、仰向けになって、恥骨の上端の真ん中部分を押さえて愉気を行なっておくとよいでしょう。
回復が良くなります。

つい、冷たい飲料に手が伸びがちですが、冷たい飲料の飲み過ぎは体力を奪います。
冷たい飲料を飲む前に、白湯や温かいお茶を飲んでおくと夏バテの予防になります。
冷えきった部屋での冷たい飲料・食べものは、”ほどほど”でお願いします。
それから汗をかいた分、塩分補給もお忘れなく!

夏の食事は、できるだけ単純な味付けのものを多く摂るようにしましょう。
夏は、よく動いて、よく遊んで、たくさん汗をかくことです。
残暑による疲労には、朝にハチミツをひとさじ舐めますと体力が回復しやすくなります。
日本人の身体は四季の変化に対応するようにできています。
夏を夏らしく過ごすことが、秋に向けての身体作りになるのです。
お盆の時期を過ぎますと朝方が涼しくなり、寝汗を冷やして内攻させやすくなります。
寒暖の差にはお気を付けください。
それでは、今月もコロナに負けずがんばりましょう!