発達凸凹(発達障害)をどう捉えるか?①整体的な観点

今日は、昨今社会問題とも言われる「発達障害」についてお話しをしたいと思います。

こんにちは。一宮・名古屋の気功整体院・名古屋整体均整院の立石です。

最近、NHKの番組などで「発達障害」の特集が頻繁に組まれています。

それほど社会問題にもなっているという事ですが、発達障害とは本当に障害なのでしょうか?あくまでも私の見解ですが、少しお話しをしたいと思います。

私には二人の子供、長男が15歳(中三)長女13歳(中二)がいます。二人とも小さい時から個性が強く、私たち夫婦はとても手を焼きました。

子育てはどの家庭でも大変なことだと思いますが、年子という事もあり「大変」のイメージしかありません。長男は幼稚園の時から「自閉傾向」があり所謂「人とのコミュニケーション」が苦手でした。

ですから、言葉で発するより体で表現していましたので、親としてはこの子は「自閉症」なのではないか?と気を止んでいました。

小学校に入り、その傾向は強くなり小学校一年生の夏休み明けから「学校に行きたくない!」というようになり不登校になりました。5年生から全く行かなくなり(というより私たちが行かせなかった)中学2年生まで不登校は続きました。

不登校の事は、また別の機会にお話しをしたいと思いますが、そんな状況のプロセスの中でやはり周りから「病院へ行って診察をしてもらった方がいいのではないか?」と言われました。

「そんな病院なんて」と私は最初は躊躇していましたが、学校に対応策を言うにはどうしても「医師の診断」ということが必要不可欠になってきます。そのなことがあったので重い腰を上げて病院に診察に行きました。

薬で治そうとする西洋医学

 

最初に行った病院は名古屋市の発達障害専門の病院でした。そこでの診察は、長男に対して色々な質問をしていました。

しかし、長男はなにひとつ答えません。数分の診察です。そして、「まぁ。様子を見ていきましょう。ご長男は高機能自閉症で所謂発達障害ですね。」と言われました。

そして私が「では。どのような改善方法があるのですか?」と聞きましたらその医師は「そうですね。それでは一応オキシトキンというお薬を出しますから、それで試してみましょう」と医師が言いました。私は「ここの病院のやり方ではだめだ。」とすぐ思いました。

私の治療院にも「うつ病」などの精神疾患の方が沢山治療にみえます。最初はこのような治療院には来ませんからほとんどの方が「西洋医学」の精神科に通います。

そして、ほとんどの場合「薬の投与」です。そして、改善したと思いかけても又薬がなくなると元に戻ってしまう。まさにいたちごっこ。最終的にはどんどの薬が増えていって薬の依存から抜け出せなくなってしまいます。

これではダメなんです。薬はあくまでも補助的な役目。私たちの気功や整体でもそうですが患者の裡にある「裡なる力」「自然治癒力」「裡なる神」を引き出すのが大切なのです。

治すのは患者さん自身です。そして、必ずよくなります。私も整体の臨床を通じて「人間の奇跡的な素晴らしい力」を目の当たりにしておりますから、これは断言できると思います。

話を元にもどしますが、そんな病院の対応に「怒り」さえも覚えあんな強い薬を子供に投与なんて、それも簡単に出そうとする医師が許せませんでした。

只、これも西洋医学の呪縛というかその方法しかないのだろうな。とこころに言い聞かせ帰路につきました。

しかしその反面「でもこれからどうして行けばいいのか?」と不安がよぎっていました。

只、これから始まる大変な経験が私たちの夫婦や家族を大きく成長させていくとは、その時はこれっぽっちも思いませんでした。

次回に続く。

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